東京都23区から大きく離れた西部に拡がるこのエリアは、昭和中期以後に大規模開発された郊外住宅地であると同時に、航空自衛隊の府中基地があったり、陸上自衛隊が立川に駐屯していたりと、関東防衛の要としての性格も併せ持っています。
このエリアが上記2つの特色を兼ね備えているのは偶然ではなく、もともと太平洋戦争終結後にアメリカの進駐軍がこの地の飛行場を接収して基地とし、周辺に米軍ハウスが集中していたことの名残なのです。米軍が引き上げたあと、ハウスとその関連施設の跡地が新しく住宅地として造成され、多くの住民が都内外から流入してきました。と同時に、防衛の面では自衛隊が跡を引き継いだというわけです。
前置きが長くなりましたが、上記の史実と風俗店はどう関係するのか。
古今東西を問わず、軍隊のいるところには必ず娼婦が付き従っています。売春が禁止されている現代の日本でも、全国に点在する自衛隊の基地・駐屯地周辺には、しばしば風俗店が営業しているもの。この普遍的な原則は、府中・調布・八王子エリアにも当てはまります。
京王線の東府中駅で降りれば、航空自衛隊基地へ向かう途中にソープランドが1軒、なんと駅前の目抜き通り沿いで堂々と営業しています。基地からは目と鼻の先です。実はこの駅前通り、自衛隊基地に隣接する広大な「府中の森公園」(劇場があり、一部は市民霊園でもある)への順路なので、子どもや家族連れが頻繁に通る場所なのですが、現在のところソープランドの移転計画や規制強化はないようです。結局、「自衛隊員を慰安するための措置」とまでは誰も明言しませんが、暗黙の了解として、地域住民が大目に見ているということなのでしょう。この東府中のようなケースは、都内ではきわめて稀なので、一種の「珍スポット」として訪れてみるのも一興かもしれません。
調布&八王子エリアの中心地である立川も同様です。一般的には、警視庁直属の出先機関である第8方面本部や、総務省の中央研修所である自治大学校が設置されているなど、ややお堅い雰囲気の街という印象を持たれている立川。「住みたい町」ランキングでも比較的上位にランクインしています。しかし、駅前に形成された繁華街の東端には、店舗型風俗店が軒を連ねているのです。やはりここも、陸上自衛隊駐屯地が近くにあるせいと言えるのではないでしょうか。おもしろいことに、立川通り(16号線)を錦町から東橋方面へ北上して走ってゆくと、堂々と看板を掲げた巨大風俗店ビルが見えてきます。あまりに大きいのでホテルかと思ってしまうほどですが、実はビルまるごと風俗店で、なかは「その目的」用の個室がいっぱい、という仕掛けです。ここもまた、都内に残る貴重な「風俗珍スポット」のひとつであると言えます。
風俗利用者の皆さんのなかには、「郊外住宅地となっているエリアでは性風俗業に厳しい規制がかけられている」とお考えのかたも多いでしょうが、実はよく調査すると、府中や立川のように、地域住民と風俗店とが共存している場合もあるのです。
したがって、「住宅地=店舗型ファッションヘルス(いわゆる箱ヘル)がない=デリヘルを派遣してもらうしかない」という定式は、このエリアには必ずしも当てはまらないと結論できます。
もちろん、23区内の池袋や新宿歌舞伎町のようなラブホテルに恵まれた立地条件ではないので、ホテヘルはありません。そのぶん、このエリアで遊ぶ場合はデリヘルの派遣に頼る局面も多くはなるでしょう。しかし、だからといって、最初から店舗型風俗店という選択肢を捨てなければいけないわけでもないのです。
デリヘルは便利ですが、お店HPに掲載されているボカシ入りの在籍表を見ながら、電話だけのやり取りで女の子を派遣してもらうため、どうしても店舗型の風俗店にくらべると敷居が高くなりがちです。不安があるときは、信頼できる風俗情報サイトで、お目当ての店の動画がアップされていないかを確認し、加工修正しづらい動画で在籍嬢をチェックするのがおすすめです。
府中&調布&八王子の風俗店について
立川・八王子エリアの風俗店の本日出勤 待機中 11月21日(木)17時55分