大久保・高田馬場 大久保 ウルトラグレイス24 りり

気がつけば、息をのんでいる。 りりちゃんの指先が、まるでピアノを奏でるように静かに動くと、世界の音がひとつ、またひとつ消えていく。 「なんでそんなに上手いの？」 誰もが一度は、心の中でつぶやいてしまう。 その答えは、おそらく彼女自身も知らない。だって、りりちゃんはただ「手を動かしているだけ」なのだから。 黒木メイサを思わせる端正な顔立ち。 クールビューティーという言葉が生まれた日の風景を、思わず想像してしまう。 けれど、その見た目にだまされてはいけない。 最初は緊張して口数も少なめ。でも、ふとした拍子にスイッチが入ると、話題は右へ左へと縦横無尽に跳ねまわる。 チワワの話から、宇宙の話へ。 人間関係の構造分析を経て、気づけばコンビニスイーツの話に戻っている。 そしてそれが、妙に面白いのだ。 Bカップの控えめな胸と、大きなお尻のしっかりとした下半身が醸し出す、静かな女性らしさ。 華奢ではないけれど、なんとも言えない“安心感”がある。 観察力に優れた彼女は、相手の空気や気配を敏感に感じ取り、あたたかく寄り添うように応じてくれる。 りりちゃんとの時間は、まるで短編小説のよう。 ページをめくるたび、予想もしなかった展開が待っている。 でも、終わったあとにふと、「あの話、なんだったんだろう…？」と振り返る自分に気づく。 それもまた、物語の余韻というものだ。 常滑ハメ太郎